診療グループ紹介

岩手医科大学消化管内科では、各種消化管・胆膵疾患に対する最先端の診断・治療に取り組んでおります。

上部消化管グループ

  • 中村 昌太郎  消化器全般/消化管腫瘍(癌・リンパ腫)/炎症性腸疾患
  • 赤坂 理三郎  消化器全般/消化管内視鏡治療
  • 鳥谷 洋右   消化器全般/消化管内視鏡治療
  • 上部消化管グループは食道、胃における様々な疾患を対象として、診断・治療を行っています。

    食道・胃疾患

    食道癌、 胃癌、 胃食道逆流症、 逆流性食道炎、 Barrett食道、 Barrett食道癌、 好酸球性食道炎、 薬剤性食道炎、 悪性リンパ腫(MALTリンパ腫、 DLBCL、 濾胞性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫)

    主な診療内容

    上部消化管癌(食道癌、胃癌)のX線・内視鏡診断、内視鏡治療

    消化管癌(食道癌、胃癌、大腸癌)のX線・内視鏡診断、内視鏡治療

    消化管癌の治療方針において、癌の範囲診断および深達度診断は非常に重要な位置を占めます。すなわち、癌の治療を内視鏡治療あるいは外科的切除を行うかの判断には治療前の正確な診断が必要となります。術前診断に必要な検査はX線検査、通常の内視鏡検査、拡大内視鏡検査、超音波内視鏡検査などの各種検査を総合的に判断することが必要となります。

    食道癌

    食道癌の内視鏡診断においては、通常観察、狭帯域光観察(NBI)、ルゴール観察が診断に重要となります。食道粘膜は粘膜上皮、粘膜固有層、粘膜筋板の3層からなり、上部2層におけるリンパ節転移はほぼ0%と考えられるため、内視鏡治療の絶対適応とされています。(日本食道学会「食道癌診断・治療ガイドライン2012年4月版」)当科では早期食道癌に対して、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を積極的に行っています。


    胃癌

    胃癌の診断においては、通常内視鏡検査、X線造影検査が重要となります。さらにNBIや拡大観察、超音波内視鏡を組み合わせ、胃癌の範囲診断および癌の深達度診断を行っています。粘膜内に限局した病変はリンパ節転移の可能性がほとんどなく内視鏡治療(ESD)の絶対的適応となります。当科では早期胃癌に対して、ESDを積極的に行っています。



    診療実績 2014 2015 2016
    上部消化管内視鏡検査数 4634件 4689件 4897件
    超音波内視鏡 283件 346件 356件
    内視鏡的粘膜切除術(EMR) 7件 5件 13件
    内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) 149件 164件 197件
    異物除去 9件 14件 14件
    拡張術・ステント挿入 39件 66件 66件
     
     
     
     

    下部消化管グループ

    • 松本 主之  消化器全般/炎症性腸疾患
    • 川崎 啓祐  消化器全般/下部消化管/内視鏡治療
    • 梁井 俊一  消化器全般/炎症性腸疾患
    • 佐藤 邦彦  消化器全般/下部消化管
    • 下部消化管グループは小腸、大腸における様々な疾患を対象として、診断・治療を行っています。

      小腸・大腸疾患

      潰瘍性大腸炎、 クローン病、 単純性潰瘍、 腸管ベーチェット病、 NSAID小腸潰瘍、 非特異性多発性小腸潰瘍症、 消化管ポリポーシス、 感染性腸炎、 悪性リンパ腫(MALTリンパ腫、DLBCL、濾胞性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫)、 好酸球性胃腸炎、 消化管アミロイドーシス

      主な診療内容

      下部消化管癌(大腸癌)のX線・内視鏡診断、内視鏡治療
      炎症性腸疾患の診断、治療
      小腸内視鏡を用いた小腸疾患の診断と治療

      大腸癌

      大腸癌の診断においては、通常内視鏡検査に加えて、超音波内視鏡や拡大内視鏡検査による拡大観察(pit pattern診断)、NBI観察、X線造影検査が重要となります。各種検査を組み合わせ、大腸癌の質的診断および量的診断を行っています。粘膜から粘膜下層浅層までの早期大腸癌はESDの絶対的適応となります。当科では早期大腸癌に対して、年間100例程度のESDを行っています。

      炎症性腸疾患の診断、治療

      潰瘍性大腸炎、クローン病、腸管ベーチェット病などの炎症性腸疾患の診断および治療を行っています。我が国で使用可能なアミノサリチル酸製剤、ステロイド、免疫調整剤、抗TNF-α抗体製剤、血球成分除去療法(CAP)を患者さんの状態に合わせて治療を行っています。また、我々は新規薬剤の治験にも積極的に参加しています。

      小腸内視鏡を用いた小腸疾患の診断と治療

      小腸疾患に対してダブル・バルーン内視鏡およびカプセル小腸内視鏡を行っています。特にカプセル内視鏡は東北地方の中でも症例数が多い施設であり2014年80例、2015年102例、2016年107例と行っています。また、小腸X線検査やダブル・バルーン内視鏡も積極的に行い、小腸疾患を総合的に診断、治療しています。

      診療実績 2014 2015 2016
      下部消化管内視鏡検査数 2024件 2419件 2432件
      内視鏡的粘膜切除術(EMR) 192件 249件 265件
      内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) 55件 64件 83件
      バルーン小腸内視鏡検査 64件 47件 66件
      カプセル小腸内視鏡検査 80件 102件 107件
       

      胆膵グループ

      • 小穴 修平  消化器全般/胆膵領域
      • 齊藤 慎二  消化器全般/胆膵領域
      • 山本 一成  消化器全般/胆膵領域
      • 胆道疾患

        胆石症、胆嚢ポリープ、胆嚢腺筋腫症、胆嚢炎、総胆管結石症、胆管癌、十二指腸乳頭括約筋機能不全、閉塞性黄疸

        膵臓疾患

        膵臓癌、膵管内乳頭粘液性腫瘍、内分泌膵腫瘍、慢性膵炎、急性膵炎、自己免疫性膵炎、膵仮性嚢胞

        主な診療内容

        内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP)関連手技
        超音波内視鏡(EUS)関連手技
        経皮的胆管ドレナージ手技
        胆管、胆嚢、膵臓領域の疾患に対する化学療法

        診療実績 2014 2015 2016
        内視鏡的膵管・胆管造影検査 337件 274件 298件
        乳頭切開術 100件 104件 111件
        乳頭拡張術 89件 77件 67件
        総胆管結石・砕石術 85件 85件 74件
        管腔内超音波検査 75件 50件 80件
        経鼻胆道ドレナージ 138件 100件 90件
        胆管ステント留置(ERBD/EMS) 143件 105件 129件
        膵管ステント留置 14件 19件 22件
        膵管鏡・胆道鏡 4件 1件 1件
        超音波内視鏡検査(胆膵) 173件 119件 154件
        超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診 41件 38件 46件
        内視鏡的乳頭切開術(EP) 0件 2件 0件
        超音波内視鏡下膵仮性嚢胞ドレナージ術 6件 3件 4件
        十二指腸乳頭括約筋内圧測定 7件 0件 6件
        ダブルバルーン内視鏡下胆道処置 25件 29件 25件
岩手医科大学
岩手医科大学附属病院
岩手医科大学医学部内科学講座消化器内科肝臓分野
尚仁会
内科専門医研修プログラム
第36回 日本大腸検査学会総会

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